便秘で苦しむ子どもたちの本当のところ

子ども(小学生)の便秘は急増しています。少し前のデータでは小学生の約4割が便秘がちなことを悩んでいるそうです。(大塚製薬株式会社調べ)

 

単にスッキリ感じていないだけでなく「悩んでいる」というところに深刻さが表れています。小学校に通う子どもたちにとっては、便秘や排便に関することは、大人以上にデリケートで根の深い問題なのです。

 

中には親にも相談できずに、一人でつらい思いをしながら我慢してる子もいると聞きます。

 

授業中

子供のトイレに関する問題がこのような難しい状況になってきている原因のひとつに、学校でのトイレ環境があります。

 

調査では、小学生の約7割が学校のトイレでは排便をしないそうです。学校の便所が汚かったり、友達から冷やかされることや恥ずかしさがネックとなっているようです。

 

しかし、排便を我慢し続けて過ごすことは健康面でも心理面でも子どもにダメージとなります。

 

また、便秘は口臭や体臭の原因となり、おならも臭くなります。そのことが原因となっていじめられるということもあるようです。

 

潔癖な子供たちが増えている中で、学校で排便もできず、また我慢するために便秘になり、体臭のせいでいじめられるのを心配する、そのような大変な環境におかれているのが今の子どもたちなのです。

 

増えている子どもの直腸の変形

 

便意を我慢し続けると、子どもの腸はますます便意を感じにくくなると言われています。

 

便意を脳に伝える信号が段々と無感覚になってしまうのです。それが長期に渡って続くと、便のたまった直腸は変形していまい太く長く伸びてしまうそうです。

 

その結果、便秘が重症化し、やがては手術でしか解決できなくなるほどです。

 

このような便秘は「直腸型便秘」と言われるもので、便意を我慢することから生じますから、いくら食事を改善したり薬を使っても治らないのです。

 

そのようなひどい状態になる前に、早く子どもの便秘を解決してあげなければなりません。

 

子ども(小学生)の便秘をスッキリさせる習慣

 

今の現状を考えると、子どもにとって学校で排便するのは簡単ではないことがあります。

 

それで理想は、毎日学校に行く前に自宅のトイレでスッキリしてから通学することです。もちろん下剤などに頼らず、自分の本来の排便する力でスッキリできることが大切です。

 

そのために次のことを親としてサポートしてあげましょう。

時間の余裕をもって起床する

朝起きてから腸が活発に働くまでにはタイムラグがあります。ですから、学校に行く前にスッキリするには、余裕をもって早く起きることが必要になってきます。また朝食を食べてから30分後ぐらいが一番腸が動きますから、それも計算に入れて朝食を食べるとよいでしょう。起床後すぐに冷たい水や牛乳などを飲むのも腸を刺激して便秘に効きます。

 

決まった時間にトイレに座る

排便は体内のリズムによって行なわれます。ですから、始めはなかなか便意がなくても、とにかく決まった時間にトイレに座るということを繰り返しているうちに、段々と毎日同じ時間にできるようになっていきます。

 

腸を元気する

最強の便秘解消法は、子どもの腸が活発に働くよう乳酸菌(ビフィズス菌)を増やしてあげるということです。腸の機能が低下していると、体内リズムだけでは排便力は取り戻せません。たとえ自宅でスッキリできても、下剤に頼っていてはやがては効かなくなっていきます。自分の力で出すためには、ビフィズス菌の力を強化することが一番の解決です。ビフィズス菌の効果的な強化方法はこちら

 

 

■関連サイト
幼児便秘解消サイト
幼児の便秘の対処法を7つの症状別に解説しています。役立つ食事や運動などの生活習慣から、心理的なケアまで分かりやすくまとめられています。